宍粟市山崎の山崎城跡を訪問しました。
残念ながら城そのものは残っていません。唯一、城跡らしいのは紙屋門という山崎藩の陣屋門です。
ここからは城跡が残っている区画になります。
紙屋門は、町方の「紙屋」が献納したので、紙屋門と呼ばれているそうです。
紙屋門を入っていくと、きれいな庭になっていて、鹿澤城本丸跡の碑があります。
※歴代城主 1615〜1640 松平石見守輝澄 六万八千石 1640〜1649 松平周防守康映 五万石 1649〜1671 松平備後守恒元 三万石 1671〜1678 松平豊前守政周、数馬 三万石 1678〜 本多肥後守忠英 一万石 以降 藩主九代、明治四年(1871)まで続いた。
江戸時代初期は城主がコロコロ代わります。お殿様も異動、引っ越しでたいへんだったんだろうと思います。
門を入って正面の建物は山崎町歴史民俗資料館です。明治二十一年治安庁として建設された建物を移築したそうです。
城そのものは残っていませんでしたが、紙屋門、その庭、周りの風情には凛としたものを感じました。