平成の五重塔・圓満寺

播磨町にある圓満寺を訪問しました。

ここには五重塔があります。
納骨堂として平成五年に建てられた五重塔です。

圓満寺は真言宗の寺院で、開基は弘法大師空海。
約1200年前の天長年間に創建されています。
天長年間は西暦824〜834年で平安時代初期にあたります。

圓満寺のホームページには以下の歴史が記されています。

弘法大師空海が御修行のため全国を行脚の砌り、播磨の国阿閇の里の路傍に奇瑞を感じ、その地を錫杖でトンと突かれたところ光明遍照と光り輝く岩が出現し、この地を信仰の拠点と定められました。後にこの里に播磨の元・中本山
光明遍照山無量寿院が建立されました。巌光山円満寺は無量寿院の元塔頭寺院で弘法大師の開基であります。

立派な山門で仁王様がいました。

山門の奥に見える五重塔がかっこいい。

山門をくぐって中にはいると、参道にレリーフが並んでいる。それぞれに勇ましいお姿が彫られています。
これは十二神将と言い、薬師如来および薬師経を信仰する者を守る十二体の武神のことでした。本堂も立派な建物です。
多くの人がお参りに訪れていました。

十二神将
本堂

圓満寺の隣に野添北公園があります。
公園内は紅葉が始まりかけていて、木々が美しい。

茶室 蓬生庵

五重塔を公園から見てみました。

五重塔が立派ですごくきれい。

喜瀬川沿いからも五重塔が見えます。
川の土手の感じとその向こうに見える五重塔がマッチしています。

平成に建てられたものなので、歴史がないんだと思っていたが、そんなことには関係なく、すごくよかった。