日本橋の薬研堀不動尊におまいりしました。
目黒不動、目白不動に並ぶ江戸三大不動といいます。
御本尊は不動明王像です。
この不動明王像は保延3年(1137)に興教大師・覚鑁上人(かくばん)がお造りになり、紀州・根来寺に安置されました。天正13年(1585)、豊臣秀吉の紀州攻めにより根来寺は炎上。根来寺の大印僧都(だいいんそうず)がご尊像を背負って東国に下ります。
天正19年(1591)、堂宇が建立され薬研堀不動院が始まりました。
現在は川崎大師の東京別院となっています。
建物の形がユニークです。
毎日、ここで厄除けの護摩祈祷が行われているそうです。
あまり大きな建物ではないので、火を焚いても安全なのかと思ってしまいました。
早朝におまいりしたので戸は閉じられていましたが、おまいりされている方がおられました。
東京は都会でクール、というイメージがあるのですが、意外と神仏にお祈りされている方が多くて驚きです。