英賀神社にお参りしました。
この神社は播磨風土記にも記載されているという、たいへん古い歴史の神社です。
祭神は伊和大神の子、阿賀比古と阿賀比売の二神です。
楼門をくぐると本殿が見えてきます。
ここには昔、英賀城がありました。今は土塁しか残っていません。
本殿の前のなで牛。毎日なでると、おかげが大きいといいます。
本殿の天井は絵でいっぱい。見ていて楽しい。
本殿の横には司馬遼太郎先生の「播磨灘物語」の碑があります。
英賀城で黒田官兵衛と毛利の戦いがあったとき、司馬遼太郎の先祖が黒田の兵士として戦ったという伝承があります。この伝承が触媒になって播磨灘物語の構想がふくらんだ、と書かれています。
碑の横に「神木 竹伯(なぎ)」があります。
竹伯(なぎ)とは「マキ科に属し葉脈が平行で竹に似ている珍しい木で成長は極めて穏やか」とあります。
昭和11年に天然記念物に指定されたが、その木は昭和33年に枯れ、今は2代目の木です。