洛北・圓光寺

瑞巌山圓光寺は慶長6年(1601)徳川家康公によって開かれました。
国内教学の発展を図るという目的で、圓光寺には僧侶だけではなく一般の人も学できたそうです。また、学校ということで本が出版されました。宝物殿にはその時使われた活字が展示されていました。
今でいうと大学のような役割を果たしていたように思いました。

出版に使われた活字と円山応挙が描いた「雨竹風竹図屏風」が瑞雲閣に展示されていました。

活字
雨竹風竹図屏風

圓光寺は庭がたいへんきれいです。

「奔龍庭」という庭は「龍が奔り 雲海が煌めく」さまを表現しているようです。圓光寺のホームページには上方から見た写真があって、渦巻いている形がよくわかります。

奔龍庭

「十牛之庭」を書院の縁側に座って、ゆっくり眺めると、新緑がまぶしく、木々が持つ生命力を感じました。秋の紅葉の時期にも来たいと思います。

十牛之庭

鐘楼の背後は「応挙竹林」です。
この竹林を見て、円山応挙は「雨竹風竹図」を描いたのですね。

鐘楼と応挙竹林

裏山には徳川家康公のお墓と東照宮がありました。徳川家康公の遺言により歯を埋めたということでした。

徳川家康公の墓
東照宮

東照宮からは京都の町が一望できます。
時刻や四季に応じて様々な景色が見られるのでしょう。圓光寺は景色をゆっくり味わうところだと思いました。