置塩城は室町時代に播磨守護職であった赤松氏のお城です。
姫路城から約12km北の置塩山山頂に築かれました。
羽柴秀吉によって播州が平定されるまでは、姫路城より重要なお城でした。
非常に天気の良い日で、姫路から気持ちの良いサイクリングを楽しめました。菜の花がきれいです。
置塩城に到着。登山口に置塩城跡の碑が立っていました。
置塩城を説明する看板もありました。
城は標高370mの山頂にあります。
播磨地方で最大の山城です。
姫路城のような平地にある城とは違います。
このときはわからなかったが、本当に登山でした。
そして、城は山頂に築かれたとは思えないほど規模が大きかった。
獣害防護柵の扉を開けて登山道に入ります。
登り始めてすぐのところに「登山道置塩城跡 十八丁」の碑が立っていました。
登山道は整備されていて、登りやすい道でした。登っていくと道の横にある丁の数字が変わっていきます。九丁目。ようやく半分のところまで登ってきました。
縄張りを示す看板が現れました。本丸、二の丸、三の丸、石垣の跡があるようです。
置塩城は赤松政則公によって文明元年(1469)に築城され、それ以降、赤松氏の本拠地となりました。
縄張りの看板を超えたところに十八丁目の石碑がありました。
ようやく登りきりました。
置塩山は標高370m。サイクリングのあとの370mはきつい。
山頂部は平坦でした。大きな石がゴロゴロしていて、人の手で石が集められたのがわかります。石垣もありました。
すぐに三の丸跡、二の丸跡に到着。
二の丸跡、三の丸跡を示す看板が立っているだけで何もありません。
続いて本丸跡へと向かいます。ところが、ここからが遠かった。
途中に「本丸まであと少しじゃ」看板があります。心理がよくわかっている。
ようやく本丸に到着。ここは広い。
ここからふもとの夢前、前之庄が、さらには播磨灘まで見えます。
置塩は姫路の中心部から随分奥のにあるので不便なところだと思っていたが、海の方まで見通せることに驚きました。
ここからは南(播磨灘側)から攻めてくる敵を容易に発見できるのかもしれない。
昔と今では都市の構造が違ってしまっているので、置塩城にこういう利点があるとは想像できませんでした。
ふもとから改めて置塩山を見ると、山頂部はたしかに平らでした。